お酒の味がカワル、ワカル。

香りや味わいなど日本酒の特徴を引き出す４つのカタチ。この違いが、「お酒の味がカワル、ワカル」に影響しているんです。「一献盃」はまず、何も考えずに味わっていただき、違いを感じたり、この盃がスキ！など思ったらもうあなたは日本酒を楽しんでいます。四つの盃はお酒の個性を生かしてくれます。一つのお酒をそれぞれの盃で飲み比べてみて「違うお酒みたい！」と味の感じ方がカワル。そしてそのお酒の個性、一番おいしい味がワカル。正解はありません。科学的な根拠もありません。飲めばわかるんです。その日のお酒によって、お料理によって、はたまた気分しだいで盃を選んでみましょう。家族や友達が集まるパーティーやイベント事では、みんなでワイワイと味わうのもいいですよね。とにかくこのお猪口があれば一人で、みんなで、「おいしい」「楽しい」時間になるのです。

香りを楽しみたい - ラッパ型

[おすすめタイプ：味が軽い、香りが高い]
口径が開いているので、口元に盃を持ってくると、まず香りを感ます。盃を口につけると、口中手前に、横長にお酒が入ってきます。お酒が喉に至るまでの間に、口中左右一杯にお酒が広がり、口腔から鼻に抜ける香りを十分に感じることが出来ます。

旨味を味わいたい - ワングリ型

[おすすめタイプ：味が濃い、香り控えめ]
ある程度の口径があり、腰が張ったこの盃では、お酒はたっぷりと丸い形で、舌のド真ん中にドカッと入ってきます。口の中央でお酒の旨み、甘み、味わいをしっかり長時間、感じることか出来ます。

すっきり飲みたい - ストレート型

[おすすめタイプ：味が軽い、香り控えめ]
口径が小さいので、細長く直線的にお酒が口の中に入ります。そして背が高いので、顔を上に向けないといけません。こうすることで、スーッと口の奥に届き、すばやく喉の奥に去ってゆきます。なめらかな舌触り、爽やかな喉越しが感じられます。

濃厚をチビリと - ツボミ型

[おすすめタイプ：味が濃い、香りが強い]
口径が小さく、くくっているので、盃が鼻にあたり、傾けにくいため、チビチビとしかお酒が口の中に入ってきません。香りはくくりの中に閉じ込められ、鼻でフタをしているような状態。香りに鼻を突っ込みながら、舌先で舐めているような味わい方です。

STAFF COMMENT

日本酒のラベル表示には「辛口・甘口」、「淡麗・濃醇」、「吟醸・純米」、「日本酒度±」などいろいろな専門的な表記が載っていますが、楽しく美味しく特徴を生かした盃はどれなのか、自分好みはどれなのか、新しい日本酒の味わい方を発見できます。焼酎やワイン、お水でも楽しめるのでいろいろ試してみてください。

株式会社カネコ小兵製陶所

カネコ小兵は美濃焼の生産地・土岐市下石町で、大正10年（1921年）に創業されました。それから100年。美濃焼の伝統には敬意を払いながらも業界の常識に縛られず、常に時代に求められるものを汲み取り、さらなる深化を続けています。うつわの向こうの笑顔を思い浮かべながら、日本はもとより世界に響きあう製品づくりに取り組んでいます。

サイズ：箱サイズ/W310×D82×H78mm　ストレート型/φ45×H70mm　ラッパ型/φ70×H55mm　ワングリ型/φ60×H50mm　ツボミ型/φ50×H60mm　
容　量：約60ml
材　質：磁器製　
製造国：日本
※ご使用上の注意
この商品は磁器です。磁器は陶器に比べ、硬く衝撃に強い耐久性に優れた素材です。食器洗浄機、温める程度の電子レンジはご使用いただけます。金属たわしや研磨剤入りの洗剤をお使いになると表面に傷をつける恐れがありますのでご注意ください。原材料の土や釉薬の特性により製品一つ一つの大きさ、形状、色、質感、表情に微妙な違いが生じます。磁器製品特有の個性美としてお楽しみください。

［ キッチン雑貨 ］https://onlineshop.real-style.jp/categories/4106769

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