チーク材を直線的に使った耐久性と機能性溢れる構造

1960年後半、デンマーク人デザイナー、ボーエ・モーエンセンによりデザインされたBM3670ダイニングテーブル。デッキチェアシリーズの一つとして発表されました。無垢のチーク材で構成された直線的な構造が、アウトドア用家具に求められる堅実な機能性と耐久性を創り出しています。

Børge Mogensen / デザイナー

ボーエ・モーエンセン（1914-1972）は使用する人びとを核に、その独特のコンセプトで耐久性に優れた家具を世に送り出してきました。第二次大戦後、デニッシュモダンを牽引した大きな影響力を残すデザイナーの一人です。
モーエンセンはデモクラティック・デザインを掲げ、住宅、コントラクトに向けた、シンプルで機能性に優れた木製家具を数多く発表。いずれも控えめな美学と耐久性を考慮した構造が特長となっています。デザインの基盤となっているのは、明確な構造と装飾をできるだけそぎ落とすこと、そして実験的な試み。その好例がハンティングテーブルやデッキチェアのセットです。

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TEAK - OUTDOOR FURNITURE

チーク材は含有する天然の油分により、耐風性、耐候性に優れるほか、カビや腐敗、害虫を遠ざける性質を持っていいます。屋外で使用する家具には適しています。屋外家具には、FSC®認証を受けたチーク材を使用しています。

お手入れ

日常のクリーニングは、ぬるま湯に浸し、固く絞った布で拭くだけで十分です。チーク材は美しいゴールデンブラウンの色を持っていますが、この色を保つためには定期的にオイルでのお手入れをおすすめしております。オイルによるお手入れの頻度は使用されている場所、環境により異なりますが、木材の表面が乾燥し、色が褪せる前にオイルを塗布する事で、美しいゴールデンブラウンを保持いただけます。

オイルのお手入れ方法

中性洗剤を少量混入したぬるま湯を用い、柔らかいブラシで汚れをよく落としてください。家具が完全に乾いたら180～220番の目の細かいサンドペーパーで木部全体を軽く研磨し、その後オイルを塗布します。オイルの塗布は、直射日光の当たる場所では行わないでください。
※表面に汚れが付着した状態でオイルを塗布すると変色、カビの原因となります。定期的にオイルを塗布しないと、チーク材は次第に変色していきます。ゴールデンブラウン色が退化し、味のあるシルバーグレー色に表面が変化します。チーク材ならではの特性です。天然のオイルを含有することから、無塗装の状態でもチーク材製の屋外用家具は、耐久性や強度に影響なく使用することが可能です。

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